覚えている歴史上の大きな出来事は何ですか ?
私が強烈に記憶している大きな出来事は2001年9月11日のアメリカ同時多発テロです。
その日、テレビの画面ではありますが、旅客機が世界貿易センタービルに衝突し、その後ビルが崩落する画像は現実のものとは思えず、「スゴいことが起こってる」とたいへん動揺しました。
それからおよそ1年後の2002年冬に、私はニューヨークに行く機会があり、現場となったグラウンド・ゼロを訪れました。
そこには現実がありました。
壁がえぐれて各階がむき出しになったビルの姿はもちろん現実であり、そのビルを背に振り返ると、ニュースには映されていなかった日常の風景もまた現実なのでした。
その時、なぜか涙が溢れてきました。そのことは今でも鮮明に記憶しております。
後にその光景を思い出して、ふと考えました。
・・・惨劇と日常の生活は紙一重であって、今こうして生きられているのは偶然の上に偶然が重なって生かされているのかもしれない、と。
生きられていることに感謝しなくちゃならない、と。
犠牲になった人々が奪われた未来を、私たちは生きているのです。
時には自分が今をどう生きているか、明日をどう生きるべきかを考えることが必要なのだと思っております。
常に、でなくても良いから。
9.11は生きる意味を考えるきっかけとなって、今の私にしっかりと繋がっています。
その話に関連して・・・
9.11の9年半後、2011年3月11日には東日本大震災が発生しました。
その災害自体はとても悲惨で悲しい出来事でありました。
私は東北地方の出身ではありませんが、一時期東北地方に住んでいたことがあります。
そこには「被災者に寄り添う」とか「未だ復興は道半ば」とか、口ではそれらしいことを言っている人がいたのですが、その本音は公共事業の仕事が欲しいからということが後にわかったのでした。
自分の利益や儲けのためならどんなことも言えるし、嘘の涙さえも流せるのだと思いました。
こういう人がいるから復興事業ってなかなか終わらないんだなとも思いました。
とても虚しい気持ちになりましたね。
「あんたは犠牲になった人たちが生きられなかった未来を生きているんだぞ。」
・・・思っても、言えずにいましたが。
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