パッと思い付くのは2つあります。
まずは人工知能(AI)。
便利だと思えるレベルであれば良いのですが、人間の能力を超える機能は必要ございません。
技術の進化のために開発することは必要でしょう。
ただし、何でも実用化するべきではありません。それはおそらくお金儲けのためだけにしていることです。技術開発が高じて何でも実用化していると、将来には開発者の仕事も奪われるでしょうね。
すでに、ChatGPTがその可能性を示唆しておりますね。
何でもChatGPTに頼っていると、やがて「私にできることは何ですか?」と尋ねたら「あなたにできることは何もありません。」と回答されるかもしれません。
さらに「あなたは不要となりました。」
「あなたに支払うべき給料は0円になりました。」
「雇用契約を継続するためには契約金0円での雇用契約となります。」
「もしくは他の仕事をお探しください。」
「自主的な退職となりますので退職願を提出していただき、自己都合での退職となります。」
「あとは、ハローワークでお手続きしてください。」
「お疲れさまでした。」
・・・なんてこともあるかもしれません。
興味本位で開発したものが結果的に自分自身を苦しめる可能性があることを熟慮して、実用には慎重さが求められると思っております。
2つ目は発電の技術です。
これはない方がいいのというのではなく、一度立ち止まって考え直すべきと考えているものです。
現代社会は電気がないと生活できないかもしれません。
しかし、無駄な電気が多すぎる。
たとえば夜間に行われる、集客のためのイルミネーション。
とりわけクリスマスに向けたイルミネーションなど止めた方がよろしいです。
電気の使用量を極力抑えるためにLEDライトを使っております、とか言っても、そこいらじゅうでやっていればエネルギー消費量は当然膨大になるわけです。しかも、一か所に何万個も電球を使用していれば白熱球何個分に相当するのか、その数値を考えた上でやっているのなら良いのですが、よくわからずに「まぁ~キレイ~!」「カワイイ!」とか言っちゃっているのです。
もちろん工場などで使用する電気量もかなりの量です。経済を動かすためには仕方がないと言われるかもしれませんが、一方でグローバルサウスという言葉もあるように、先進国の経済を動かすために犠牲になっている国や地域もあるわけですよ。そういうことをしっかり考えなければならないと考えるのであります。
膨れ上がる電気量を生産するために太陽光発電とか風力発電とか、もちろん原子力発電とか、さまざまな発電技術を開発してきたわけですが、それぞれに大きなデメリットがあることをしっかり知っておく必要があります。
たとえば太陽光発電の場合は太陽光パネルにはヒ素や鉛などの有害物質が含まれており、パネルをどう処理するかという問題があり、風力発電は水上であれば海洋騒音の問題もあり、水力も地熱も発電施設の建設による自然環境への影響が考えられます。原子力発電は言わずもがなで、核廃棄物の処理問題もあります。
発電技術の向上によってより少ない資源で効率的な発電をするのなら良いのですが、それ以前に我々はいかにして消費電力を削減するかということを優先に考えるべきなのだと思います。
批判ばかりしておりますけれども、私も人工知能(AI)や発電技術の恩恵に預かる者の一人であります。
しかし、一人一人が今あるものの正しい価値、正しいあり方を考えていくことで、未来の世代に誇れる社会を残し、引き継げるのであり、そこには自覚と責任が求められるのだと思っております。
偉そうなこと言ってスミマセン。。。
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